田沢湖エリア
日本百景"神秘的な湖"で冬の絶景旅
「田沢湖エリア」は、秋田県の東部中央に位置する仙北市、岩手県と隣接している地域を指します。その仙北市のほぼ中央に位置する田沢湖は、最大水深423.4メートルの日本で最も深い湖です。世界で最も深い湖であるバイカル湖になぞらえて「日本のバイカル湖」と呼ばれることもあります。
神秘的な魅力溢れる田沢湖
「田沢湖エリア」は、秋田県の東部中央に位置する仙北市、岩手県と隣接している地域を指します。その仙北市のほぼ中央に位置する田沢湖は、最大水深423.4メートルの日本で最も深い湖です。世界で最も深い湖であるバイカル湖になぞらえて「日本のバイカル湖」と呼ばれることもあります。田沢湖は、その深さゆえに真冬でも凍ることがなく、琉璃色といわれる美しい青色に輝く湖で、神秘的な佇まいが印象的です。
有名な「たつこ像」で写真撮影
田沢湖で有名なスポットの一つとして知られるのが「たつこ像」。永遠の若さと美貌を願って湖神となったと伝えられる、伝説の乙女たつこのブロンズ像です。1968年(昭和43年)に建立されました。田沢湖の青色に映える金色に輝くたつこ像を写真におさめようと、観光客が立ち寄る撮影スポットにもなっています。
田沢湖を望むゲレンデでスキー
田沢湖は一周およそ20キロあり、その周囲は自然豊かな緑に囲まれ、後ろには乳頭山(烏帽子岳)、男女岳や男岳・女岳の総称である秋田駒ケ岳などの山々が連なっています。なかでも、秋田駒ケ岳は秋田一の標高1,637メートルを誇ります。秋田駒ケ岳の東斜面中腹にはスキー場があり、冬になると初心者から上級者まで幅広いレベルのスキーヤーが訪れます。眼下に田沢湖を望むゲレンデから美しい絶景を眺めながら、さらさらのパウダースノーでスキーやスノーボードを楽しむことができるのがスキー場最大の魅力といえます。ゲレンデはコース幅が広くて滑りやすいため、練習するのにもぴったり。スキー場では例年2月に「田沢湖高原雪まつり」が開催されます。ライトアップされた雪像を見ることができるだけでなく、花火大会も行われるので、タイミングが合えば参加したい冬のイベントの一つです。
温泉に浸かってリフレッシュ
田沢湖エリアの魅力は湖やスキー場だけではありません。スノーアクティビティを思いっきり楽しんだ後におすすめなのが温泉です。田沢湖エリアには、秋田駒ヶ岳への登山入口にもなっている「田沢湖高原温泉郷」や田沢湖を望むことができる温泉郷「水沢温泉郷」など、多くの温泉地があります。なかでも、東北最大規模の湯治場「玉川温泉」は、1ヶ所から毎分9,000リットルという日本一の湧出量を誇り、pH1.2という強酸性の温泉水が特徴です。また、日本で最も有名な秘湯のひとつ「乳頭温泉郷」もあります。十和田・八幡平国立公園の乳頭山麓に七湯が点在する乳頭温泉郷には、個性豊かな宿が集まっています。
新幹線でのアクセスも便利!
田沢湖エリアには、自然からの恩恵を受けた魅力溢れるスポットだけでなく、「みちのくの小京都」とも呼ばれる江戸時代に栄えた城下町、角館の武家屋敷など、歴史や文化を感じるスポットも多くあります。田沢湖エリアへは、東京から田沢湖駅まで秋田新幹線で約3時間、仙台から田沢湖駅まで東北新幹線で約1時間15分で行くことができます。
田沢湖の冬は温泉&グルメも堪能
夏に訪れるなら、田沢湖での湖畔レジャーを楽しんだり、周辺観光スポットをじっくりと巡るのがおすすめ。冬に訪れるなら、スキーや雪遊びを楽しんだあとに温泉を堪能し、きりたんぽ鍋や比内地鶏、稲庭うどんなど秋田のご当地グルメを味わい尽くすというプランもいいですね。もちろん夏と冬だけでなく、春は桜、秋は紅葉の美しい景色も楽しむことができます。四季を通して魅力溢れる、東北地方秋田県の「田沢湖エリア」で日本を体感しましょう。